皆さん、櫛で髪をとかす時どのようにされていますか?
毛先が絡まっていても、
少々のことであれば根元付近から無理やりとかしていませんか?
切れ毛やチリついた毛が多い方ほど、
無理やりされている方が多くみられますが、
櫛(くし)でとく時、髪には引っ張る力がかかります。
特に濡れた状態の髪は外部からの刺激を受けやすくなっています。
絡まった状態で強引にとこうとするほど負荷が大きくなり、
耐えきれなかった髪は切れてしまったり、
後にチリついた毛やアホ毛になってしまいます。
櫛(くし)で髪をとく時は毛先から優しくとくようにしましょう。
この時、最初は
目の粗い櫛(くし)でとくのがポイントです。
目の粗い櫛(くし)だと負荷が少なくなります。
そして徐々に目の細かい櫛に変えていくと、
髪に優しくストレスなく綺麗にとくことが出来ます。
お風呂で髪を洗う時、お湯の温度は何度にしていますか?
実は髪にもお湯の温度に適温があります。
例えば、お湯で手を洗うと乾燥してカサカサになったり、
顔を洗うと皮膚がつっぱってパリパリになったりしませんか?
髪も同じです。
お湯で洗うと髪は乾燥してしまいパサつきの原因になります。
特に冬は寒いので、温度を少し高めに設定する傾向がありますが、
髪にとっては、
37~38度が適温です。
低いと汚れが落ちにくく、
高いと必要以上に油分が落ちてしまいます。
しっかり身体を温めて適温で髪を洗うようにしましょう。
入浴中、湯船に浸かる時、髪も一緒に浸かっていませんか?
長時間お湯に浸かっていると、
パサパサを通り越してゴワゴワになってきます。
これはタンパク変性によっておこります。
お風呂に髪を長時間浸けたままでいると、
その部分だけ乾くとチリチリに縮んでしまいます。
乾燥とお湯に浸ける工程を繰り返せば繰り返すほど、
縮んでしまいゴワゴワに...
カラーやパーマをした髪は特にデリケートになっています。
湯船に浸かる時は、髪が浸からないように気をつけましょう。